ここでは、高齢者に関する動向として「少子高齢化」や「高齢者の健康・介護」の統計情報についてまとめます。
用語:少子高齢化の現状 / 高齢者の健康・介護の現状 / 高齢者犯罪の状況
総人口における高齢者(65歳以上のもの)の割合が一定以上の社会を、下記のように呼びます。
日本は、2005年から20%を超え、超高齢社会となっています。2015年は1568万人で26.6%であり、2025年には30%を超える見込みとなっています。
一方、出生数は2006年は109万人でしたが、2017年には94.6万人と減少を続けています。その結果、0歳〜14歳までの年少人口も2018年は1500万人(総人口の12.2%)となっています。
少子高齢化に関連するその他の統計情報を下記にまとめます(内閣府2019年/厚生労働省2016年)。
日本の健康寿命は2016年時点で、男性が72.14年、女性が74.79年であり、平均寿命と比較しても延びが大きいです。
高齢者(65歳以上)の者の死因は「がん」が最も高く、「心疾患」、「肺炎」の3つの疾病で死因の半分を占めています。
高齢者の要介護者・要支援者数は増加しており、特に75歳以上(後期高齢者)で割合が高くなっています。2015年度には606万人であり、65歳以上(第1号被保険者)の約18%となっています。
介護に関連するその他の統計情報を下記にまとめます(内閣府2018年/厚生労働省2016年)。
近年の高齢者犯罪の状況についてまとめます。(参考:令和元年犯罪白書)