ここでは、DSM-5の秩序破壊的・衝動制御・素行症群のうち「素行症(素行障害)」、「反抗挑発症(反抗挑戦性障害)」、「窃盗症」についてまとめます。
用語:素行症(素行障害) / 反抗挑発症(反抗挑戦性障害) / 窃盗症
素行症(素行障害)とは、他者の人権や社会的規則を侵害する持続的反復的な行動パターンによる障害とされます。
発達障害の二次障害として現れることもあります。
DSM-5における診断基準としては以下が挙げられます。
反抗挑発症(反抗挑戦性障害)とは、怒りにもとづいた反抗的、挑戦的な行動による障害とされます。
発達障害の二次障害として現れることもあります。
DSM-5における診断基準としては以下が挙げられます。
窃盗症とは、経済的利得目的以外で、窃盗行為を反復的に実行する障害とされます。
DSM-5における診断基準としては以下が挙げられます。
窃盗行為が持続する「期間」は診断期間には含まれていません。